パッケージ関連

Debian向けのソースを入手する

パッケージ検索で欲しいパッケージを検索する．例えば安定版のlynxを検索して

Release  Package (size) 
stable  lynx-ssl 2.8.3.1-1   (957.4k)
   Text-mode WWW Browser supporting SSL
stable  lynx 2.8.3-1   (949.8k)
   Text-mode WWW Browser

ソースが欲しいパッケージのリンクをクリックする．

http://packages.debian.org/stable/web/lynx.htmlのページの下の方に

Source Code: [dsc] [lynx_2.8.3.orig.tar.gz] [lynx_2.8.3-1.diff.gz]

という３つのリンクがある．Debianパッケージを作成するにはこれら３つファイルが必要になる．

コマンドを探す

コマンドがどのパッケージに入っているのかを調べるには「パッケージの内容を検索」を活用する．たとえばmsgfmtというキーワードを調べたいとき，そのキーワードを指定して検索すると

usr/bin/msgfmt devel/gettext

と表示されるので，お目当てのパッケージ名がgettextである事がわかる．

設定ファイルを含めて完全に消す

dpkg --purge lynx-ja

すでに*.debがある

dpkg -i *.deb

でインストールされる．

Make or パッチ

Debianパッケージのソースにpatchを当てて作成しなおした事例をまとめた星野氏のページ(A,B)が参考になる．

一般的には


>dpkg-source -x lynx_2.8.3-1.dsc
#cd lynx_2.8.3
#patch -p1 < hoge.diff
#./debian/rules build
# dpkg-buildpackage -us -uc (PGP無しの場合)
(あるいは # dpkg-buildpackage -ppgp -rsudo )(PGP導入済みの場合)
#cd ..
#dpkg -i lynx_2.8.3-1_i386.deb

か，

>dpkg-source -x lynx_2.8.3-1.dsc #cd lynx_2.8.3 #patch -p1 < hoge.diff #./debian/rules binay

build失敗した

./debian/rules build

等がfailしたとき，再挑戦するためには

./debian/rules clean

とすればよい．ただしconfig.cacheは消されないようなので手動でrm config.cacheする必要がある．

*.debができない

$ fakeroot debian/rules binary

# debian/rules binary

のいずれかを試す．fakerootはもちろんapt-get install fakerootしておく必要あり．

Linux全般，お役立ちLINKS

ZDNet Linux How-to

yoshinov.yamamoto＠aist.go.jp