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2002年の近況

このページは,基本的に新しい情報が上のほうに来ています.


*今年最後の休暇を利用して,メキシコはカンクーンへ.行きはサンフランシスコ発ダラス着(3時間30分),乗り換え2時間後にダラス発カンクーン着(3時間30分).ダラスははじめて立ち寄った.シスコからダラスまでは国内線だけどもダラスからは国際線.というわけで巨大空港を移動しなければならないのだが,空港内に電車が走っているのか(左)...出発のカウンターの前でぼーっと座っていると,頻繁にカートが横切る(右).乗っている人は別に足が悪いようには見えないんだけど,あれってどこでのせてもらえるんだろう..謎だ.

さて,カンクーンへ来た主な理由は遺跡調査である(単なる観光とも言う).初日はカンクーンからバスで3時間離れたチチェン・イツァ(CHICHEN ITZA)遺跡へ.チチェンとは「井戸のほとり」イツァとは「水の魔術師」という意味だそうな.入口で遺跡全景の模型を見る...遺跡の範囲は25Km2もある!(5km四方もよく掘ったね..しかし).さすがは世界遺産.旧チチェン(AD500年頃)と新チチェン(AD1000年頃)という二つの時代の遺跡が隣接している.

旧チチェンの方は,まだ『いけにえ』などの習慣も始まっていないころのものである.是非見たいと思っていた遺跡の一つが,この天文台,カラコル(Caracol)だ(左).当時,農作物を植える時期を決める上で暦の策定は重要な政府の仕事であった.正確な暦の策定こそが,権威の源泉でもあったのだ.当時の学者といえば,天文学者だったのである.彼らはおそらく学者としての技術だけでなく,神官として権力の中枢にいたに違いない.ともあれ,どの政府も暦をつくる技術は秘中の秘とされた.内カギのドア,ハシゴなしでは出入りできない観測室など,その片鱗をみることができる...はずだったのだが,中には立ち入りができなくなっていた(2年ほど前かららしい).写真右は「教会」と呼ばれる建物.壁角面に配置されているのは雨の神「チャック神」.カギ鼻.その横には雨の神の使いと考えられていた...えーと,なんだったかな.なんかの動物(笑)

一方,新チチェンはいけにえの習慣を持つトルテカ族が文化の中心であった(この説明は正しいだろうか..不安).いけにえで有名なマヤ文明だが,全時代を通じていけにえがあったわけではなく,新チチェンになってからの習慣なのだ.まず,なんといってもククルカン・ピラミッド(左).階段脇に,ククルカン神が設置されている.ところが,このククルカン神は頭部だけで胴体の部分がなく,それがごく最近まで謎とされてきた.しかし春分と秋分の日にだけは階段の側面に光の影で胴体部分が表現されるのだということがわかったとのこと.ただ,現在は午後5時ごろにこの現象をみることができるが,時間は徐々に夜に向かってずれてくる関係で,やがて日没の時刻を越えてしまうとこの現象をみることができなくなるとのことである.

四方の階段は各91段.91 x 4 = 364段に,最上段の1を加えて365段となって一年365日を表現しているのだそうな.写真ではわかりにくいが,これは45度の階段である.なんとこの階段は誰でも登ることができる.というわけでえっちらおっちら登る.ずんずん登る.まったく恐くない.が,下を見るとものすごく恐い...てすりもないし(右).

とりあえず最上階までいく.てすりのない恐怖を満喫する.降りる恐怖を写真で表現できないのが残念.後日聞いたところによれば,やはり毎年何人かは階段から落ちて怪我をするそうな.それでも公開が中止にならないところがすごい.なお,このピラミッド内部にはもう一つの神殿があり,翡翠の目をもつジャガーの玉座と神への使者チャックモール像が置かれている..のだが,これを見るためには列にならんで相当待たねばならず,断念.背景に見えているのは「戦士の神殿」.神殿上部にはいけにえの心臓を乗せる台座であるチャックモール像がある(らしい).神殿上部でいけにえの心臓を抜きとったあと,体を階段に転がすのだそうな.血を吹き出しながらゴロゴロと階段を下っていく.これが階段の途中で止まると不吉とのことで,この階段もまた急峻になっている.戦士の神殿は上がることができなくなっていた.

写真左は同じくククルカンピラミッドの上からみた競技場.球技場では、フエゴ・デ・ペロタという競技(球技)が行われていたらしい.7人ずつの2チームで対戦し,勝ったチーム(別の説によれば負けたチーム)のリーダーがいけにえになる.ひぇー.ほんとですかい..でも,競技場の壁面に書かれた図柄(写真右)を見る限り,たしかに相手の生首を持っている選手(戦士?)が...

別の日にトゥルム(Tulum)遺跡へ.こちらはカンクーンからバスで2時間ちょっと.バスを降りて遺跡の入口までトラクターに牽引されるトラムに乗っていくのだが,その出発地点で曲芸(塔から吊した紐にぶら下がった4人がぐるぐる旋回しながらポーズをとる)をやっている人たちがいる(写真左).帽子にチップを集めて回っていたけど,あれで商売になるのかな.芸自体は確かに楽しめたんだけど.遺跡入口は,チケットを買う人の長い長い長い行列(写真右).

やっと中にはいると...おおっ.絵に描いたような遺跡の風景.まるで映画のセットのようだ.右の写真はトゥルム滅亡のきっかけとなった建造物.「城砦」と呼ばれる.右の二枚のうち左は正面から.右は海側からそれぞれ撮影したもの.この建造物は,海側から見ることに価値がある(と,個人的には思う).この建造物は16世紀の当時は美しく装飾されており,1518年,ファン・デ・グリハルヴァの率いるスペイン艦隊がカリブ海からそれをみて街の威容に驚嘆した...このことが滅亡のきっかけとなったのである.翌年(1519年),フェルナン・コルテスがメキシコ・テノチティトラン征服の遠征にでるにあたり,これほどの都市ならば金銀財宝も豊富に違いないと考え,攻撃したのであった.

写真左はフレスコの神殿.逆さまに落ちてくる人の姿が彫り込まれている.いわく「降臨する神」.この神殿はマヤ文明の後古典期建築の傑作だそうな.写真右は墓の跡である.となりには同じ構造をもった建造物が残っているので,この墓にもちゃんと建造物があったと考えられる.当然,このような場所に普通の人の遺体が安置されるということはあり得ないので,高貴な身分の者であったに違いない.天国に登るための階段やらお金などが埋葬されていたとのこと.天国も入場有料なのだろうか.

イスラ・ムヘーレス(ISLA MUJERES)島に渡る.海水浴ぐらいしかやることはないが,ここではゴルフカートを貸すビジネスが大盛況だ.借りたかったのだがどの店もカートが出払っていて断念.タクシーで最北端へ.最北端にはぽつんと小さな遺跡がある(写真左).他に,彫刻などがぱらぱらと設置されているだけのエリアなのだがしっかり入場料を払わねばならない.うーむ.最北端からホテルゾーンを望む(写真右).ホテルゾーンとはその名のとおりホテルが密集して配置されているエリアである.ダウンタウンと空港を結ぶメインストリートの途中に位置しており,高級ホテルが林立している.他のホテルにいって朝食を食べるのも可能だ.宿泊はハイアットだったけれど,となりのフィエスタアメリカーナ(FIESTA AMERICANA)の朝食ビュッフェはよかった.日本食もある.ちょっと足を延ばしてリッツカールトン(The Ritz Carlton)もいった.さすが,超最高級ホテル.おいしかった.

写真左はカンクーンのダウンタウンのとある歩道.メキシコのなかでもカンクーンは特にアメリカナイズされてしまっていて,他のメキシコの街とはちょっと違うかもしれない.COSTCO(コスコ,日本ではコストコと呼ぶみたいだが..)はあるし,Walmartはあるし.Domino PizzaもSubwayもある.もうアメリカ資本だらけだ.ただ,お土産ものを売る人はやたらたくさんいて,小さな女の子が手作りの組紐などを売って歩いているってところがアメリカ西海岸とは違う.お金は「ペソ」だが,ドルで支払うこともできる.お土産物屋によってはドルで支払う時の値段を割高に設定しているところもあるが,公共交通機関(バス)とかタクシーとか多くの場所では1ドルを10ペソとして換算して受けとってくれる.おつりはペソでしかもらえないけど空港で換金するよりずっとありがたい.写真右は典型的なお土産物屋.ただしこれはイスラ・ムヘーレス島で撮影.

ダウンタウンはロータリーを中心として信号をおかずに発展してきたそうだ(現在では信号もたくさんある).ダウンタウンのメインストリートには一定間隔でロータリーがあり,ロータリーごとに遺跡に因んだ彫刻がおかれている.自分がいまどこにいるか?の目印になるのかもしれないけれども,どの彫刻がなんという名前か...なんてことはさっぱりわからない.せっかくなので近くによってみようかなとも思ったが,ロータリーは激しく行きかう車で,あんまり近寄りたくない気分だった(荷物を抱えて走るのがめんどくさかった)ので,遠目で見るに留める.

激しく行きかう車といえば,ここカンクーンでは路線バスが猛烈なスピードで走る.スピード違反で捕まることが多いとか.ただ,バスは10分もまったら必ず次のバスがくるし,安いし,24時間営業だしと,非常に便利.バス停のアナウンスなどはないので,地図を片手に降りる場所を必至で見つけないといけないけれど,慣れれば問題ない.一方,タクシーはホテルの前などで客まちしているものと流しのものがある.当地のタクシーにはメーターがない.そのかわり,行き先に応じて値段がほぼ決まっている.ホテル前で客待ちしているタクシーはほとんど値段の交渉はできないが,適切な価格を知っていれば流しのタクシーをとめて値段の交渉ができる.客待ちのタクシーより1ドルほど安くなる.いずれにしても乗車前に値段の交渉をすべし.客待ちのタクシー運転手同士がチェスをやっているのをよく見かける.タクシーもバス同様にビュンビュン飛ばすが,パトカーを見かけるとさすがに速度を落す.パトカーは頻繁に見かける.かなり治安維持に気を使っているのだろう.カンクーンはかなり安全という印象を持った.実際,危険なことなどなにも起こらなかったし,そういう話も聞かなかった.なお,スピード違反で捕まった時には何ドルか払うと見逃してくれるとの情報も.

その地元を知るためには,なんといってもスーパーに入ってみるのが一番である.意外な掘りだしものがあるかもしれないし,水など必要なものが観光客相手の価格ではない,現地の価格で購入できるなどメリットいっぱい.というわけで,CHEDRAUI(チェドラウイ)という大手スーパーへ.一通り店内をまわり,ちょっとした水程度のものを買ってレジへ.すると10歳にも満たない女の子がいる.こっちのほうをもの欲しげに見ているが,とくに何かをしてくるわけでもない..と思ったら,後から知ったのだがこの子どもたちはあそこで買物客がくるのを待っていて,商品を袋につめるアルバイトをしているのだそうな.おつりの小銭程度を渡すのが暗黙のルールになっているのだとか(チップをくれない人もいるそうだが).でも僕の買物は水と少々だったのであっというまに袋に入ってしまって手を出せなかったのだろう.うーん,ちょっと可愛そうな気もしたな.このCHEDRAUIは,別のところにもあるのだが,そっちの店ではWalmartとの比較表を出して対抗意識をむき出してがんばっているようだ(写真は,その比較表.撮影した時にはなにも書いてなかったのが残念).ぜひ頑張ってもらいたい.

町中で,サンタのペニャータを発見.クリスマスシーズンだから当然といえば当然なんだけど...サンタかぁ.そもそもペニャータとはなにか.紙でできた人形で,中にはお菓子などがはいっているクスダマのようなものである.誕生日会などでこれを吊しておき,子どもたちがバットなどで叩き割ると中からお菓子が出てくる..という趣向である.とすれば,このサンタもボコボコにメッタ打ちにされる運命に.ああ.

りぞおと!他にはすることもないので,ハンモックで寝てみる.おおっ.これはなかなかよいな.いまでもマヤの人たちはハンモックで生活するらしい.どの家にもハンモックをつるす場所があり,ゲスト用のハンモックの場所もある.だから,自分のハンモックをもって泊まりに行くことができるらしい.お土産にもハンモックが売られている.でも70ドルぐらいで,結構高いぞ.それにしても,マヤの人たちはどうやってハンモックで子どもをつくるのだろう..などと考えつつホテルのプールサイドでのんびり時間を過ごす.ふとみると,あれ?孔雀だ...さすがリゾート(なぜ?)

ホテルゾーンには大きなショッピングセンターがいくつもある.一番最近になってできたショッピングセンターには水族館があった.ここではサメに餌をやるとかイルカと一緒におよぐとかできる(やらなかったけど).観光ヘリもときどき上空を飛んでいる.ところで,カリブ海に望むカンクーンなんだから,まずはシーフードだよな..ということでシーフードの店へ.湾に住むワニが登場.湾には3000匹ほどいると見積もられている.この店では餌付けしているのだそうな.ところで,地元の人はほとんどシーフードは食べないそうだ.なぜなら高いから.カリブ海はイメージに反して食用の魚介資源には乏しく,カンクーンで消費される魚介類は輸入されてくるものだそうな.なーんだ.じゃ,メキシコっていえばステーキ?ということでステーキハウスも行った(Caracol Plazaの近くのHard Rock Cafeの向かいにあるアルゼンチン系の店.ステーキはアルゼンチンがおいしいらしい.入口は2Fにある..店名が思い出せない..).これは大満足.800gはぺろっと食べちゃう.げふ.

というわけで,帰りはマイアミ経由.マイアミまで1.5時間.マイアミからサンフランシスコまで6.5時間.映画はScooby Doo.おちゃらけた話だけど,Velmaがよかったから許す.この映画は米国では高い人気を誇っている.でも,子ども向けだよなぁ..東海岸から西海岸に飛ぶシャトルで,子ども向け映画をやっててもいいのか?謎.(12/22〜12/27)

*再び渡米.離陸まで東京は雨だったこともあって,タクシー(飛行機が離陸する滑走路に行くまでの道)で30分ほど待たされた.その間,正面に座ってたフライトアテンダントのお姉さんとおじさんとおしゃべり.スッチーは航路によって手当の金額が違うので,みんな大体同じぐらいの手当になるように行き先はローテーションを組んでいるのだとか.ということは酒井さんにもう一度会いたいなあとか友田さんに会いたいなぁと思っても,まず二度と会えないということだ(いや,べつに下心ないからいいんですけどね.しくしく).そんな中でハワイ航路だけはスッチーは下請けの会社で請け負っているらしく,同じ人が乗務しているらしい.ふーむ.こういう豆知識をうまく活かして短篇のミステリーとか書くことできないかな.西村京太郎,飛行機に乗る!..の巻.機内映画はリロ・アンド・スティッチ(ディズニー映画).もともと期待してなかったけどこれしか見るものが残ってなかったので見た.がっかり..サンフランシスコは到着する4日前から台風が来ていたとのこと.到着した日は快晴.やっぱ,西海岸は快適だ...(12/21)

*失敗した..今日は霞ヶ関で講演...うーん,近年稀に見る大失敗だった...しくしく..久々に別館に入った.6Fは知らない部署ばかりになっていたぞ.それに廊下がきれいになっていたな.1Fホールに50インチのPDPが二つ設置されていた.もはや,ディスプレイをおくのは特別なことではないのだから驚くことはないんだけど..予算,余ってるんだろうか..謎.(12/20)

*今年最後の日本出張.今回もスケジュールがびっちり.(当然ながら)温泉もいけず.某展示会では学生時代の知人/友人を多数見かける.自分も頑張らねば.その日の夕方,オフ会.最近,オフ会なんてやってなかったなー.昔は麻雀のオフ会はよくやってたような気がするんだが..(12/14)

*映画追加サイン,トリプルX,ミスターディーツ,国姓爺合戦,ザ・グッド・ガール,プロジェクトX(料理人たち 炎の東京オリンピック).うーん,面白い映画にはなかなかあたらないな.(12/10)

*円周率の世界記録が,また塗り変えられたらしい.1兆2411億ケタ..東大の金田先生は有効数字を知らないんだろうか.誰か教えてあげてよ....なーんてことを言う人がいるんじゃないかな,と.私はそのようなこと申しませんよ.ええ....この円周率を計算するマニアは世界に二人いて,その二人がお互いに記録を更新しあってるっていう状況のような気がするけど,どうなんでしょ.ところで,円周率の桁をたくさん求めることには,その昔にはちゃんとした用途があった,ということはあまり知られていない.いまプリンタといえばレーザとかインクジェット方式なので「打ち間違う」ということはあり得ないけれども,昔はドットインパクト型が主流で,さらにその前はハンマー型が主流だった.ハンマー型というのは,いわゆるタイプライターと同じで文字をほったハンマーがインクりぼんの上から強く降り下ろされて紙に刻印するという方式だ.当時,各メーカーは印刷速度の向上を図っていたが,高速化はハンマーの誤動作をもひきおこした.その誤動作の割合を測定するために,印刷面の一行目と二行目に円周率の同じ桁を並べて印刷したのである.こうすることによって,一行目と二行目に違いがあるところが誤動作の箇所なので,誤動作率を数えることができた.これは日本で最初にトランジスタ動作式の計算機を作ったA教授から聞いた話である.

計算機が大きく進歩した今,円周率はもはや人類の敵とは言えなくなった.いまこそ「アッカーマン専用計算機」を国家プロジェクトにするときではないだろうか,と提案したい.アッカーマン専用計算機...これはアッカーマン関数を解くことを目的とした究極のスーパーコンピュータである.ackermann(4,4)がいったいいくつなのか?ackermann(10,10)はいったい何桁なのか?これは20世紀中に解き明かすことができなかった人類最大の謎の一つと言えるであろう.私は今の仕事が終ったら,なんとしてもこのプロジェクトを発足させる所存である....はい,計算機科学とは関係ない人には意味がわかんないですよね.ごめんなさーい♪ちなみに,ackermann(10,10)だと答えはおろか,その答が何桁あるのかすら,一般的なPCの実メモリには乗り切らないと思われます..

そうそう,ロックフェラーセンターのクリスマスツリーが点灯とのこと(asahi.comより)

今日見てみたら,上の画像のリンクが切れていた.というわけで画像は見えませんがそのままにしておきます.(12/21)

それにしても,自分の修行の足りなさを痛感する日であった.はしゃぎ過ぎた自分を発見.どうも学習スイッチが切れているようだ.恥ずかしい.しばらく,ヘコむ.(12/06)

*テロを見にいくツアーを決行.サンクスギビングホリデーのこの時期に狙われるのではないかと噂されているNYとワシントンDCに....サンフランシスコ空港の警戒は厳重で,ノートパソコンも化学反応を調べらる.靴を脱がされている人も.西海岸から東海岸までは約6時間弱.時差3時間.朝7時の便で夕方4時に到着.うう.遠い.こちらでレッドアイ(red eye)といえば,夜に西海岸を出て朝に東海岸に到着するビジネス客向けのシャトルのことで,寝不足で目が赤くなるところからこの名前がついているらしい.今回はレッドアイには乗らなかったけれども,この移動は想像以上にきついものだ.レッドアイは,「きつい仕事」という比喩でも使われる.

ニューヨークのジョン・F・ケネディ空港を出るととても冷たい風が心地よい...と思ったのは最初の3分だけで,あとはひたすら震える.寒い...速攻でタクシーへ.空港からマンハッタンまでは固定料金だ.だから料金的には安心であるけれども,タクシーからしてみれば一刻も速く次の客を捕まえないと売上に結び付かないので,当然スピードを出すことになる.両脇にびっしりと車が止まった狭い道をぎりぎりの車間距離でぶんぶん飛ばす.ブレーキもビシビシかける.クラクラくる.夜,マンハッタンの知人宅でサンクスギビングのターキーをご馳走になる.アメリカ料理とは思えぬうまさ.うーん,さすがニューヨークだ...って家庭料理なんだけど.

この時期,ニューヨークといえば「グランド・ゼロ」つまり世界貿易センタービル跡地だろう.当然ながら,ここを訪れる人は多い.一見すると単なる工事現場だが,道路右の一画に犠牲者へのメッセージがおかれた場所があった(写真右).風でボロボロになった国旗やはがきに混じり,日本語のメッセージも.別の場所には犠牲者の氏名がプレートに刻まれている.

一方,街中はテロのことを意識していないかのようだ.サンクスギビングが過ぎるとクリスマスに向けて準備が加速する.ロックフェラーセンター前にも有名なクリスマスツリーがすでに設置されていた(写真左).飾り付けはまだのようだ.冬場だけの特設スケートリンクも開設されていて,長蛇の列.と,雪がちらついていた.

今度はラ・ガーディアン空港からワシントンDCへ.まずはホワイトハウスに行く(写真右).中に入るツアーもあるのだそうだが,やってなかった.残念.ホワイトハウスはテレビで見る景色そのまま.ときどきホワイトハウス前でデモしている人たちはここを歩いてるのか..なんだか,テレビドラマの撮影村を見ているようだ.こんな小さなエリアでデモねぇ..なんだかおれでもデモできそうだ.こんどなにかを訴えにいくとするかな.

ここワシントンDCにはホワイトハウス,ペンタゴン,FBI本部,国会図書館,国会議事堂など合衆国の中枢機関のほかに,ベトナム戦争や朝鮮戦争従軍兵士の墓地やケネディなど有名人の墓地,スミソニアンの自然史博物館やアメリカ史博物館,航空宇宙博物館,美術館等々が建ち並ぶ.緑が多く,道路は広々としていて清掃も行き届いている.当然,治安もとてもよい.多くの人が「ワシントンDCは是非行くべきだ」と勧めるのもうなずける.写真右はペンタゴン(多少見にくい).いずれもワシントンモニュメント(後述)から撮影.

驚くべきことに,世界最大の航空宇宙博物館も,(僕の好きな)フェルメールやらダビンチの絵がおいてあるナショナルギャラリーも無料である.何もかもが高くて狭くて汚くて人間らしい時間を持てないニューヨークから来ると,ここは天国のように見える.(ああ,東京に帰りたくない..しくしく).ただし,どの建物もセキュリティチェックは厳しく,空港並であった.美術館では,一部の部屋を除いてほとんどの場所では写真を自由に撮影してよいというのも記しておきたい.日本では意味もなく「そういうもんだ」と思って写真撮影を禁止している美術館ばかりであるが,こういうところは車の運転マナーともども是非見習ってもらいたい(ただしニューヨークの運転マナーは除く).写真は航空宇宙博物館にあるライト兄弟の飛行機.ここには月の石もあったはずなんだが..時間がなくて見られず.国立自然史博物館では恐竜の化石や世界最大のダイヤ「ホープダイヤ」を見る.本物の輝きかぁ..古物商営業許可証をもつ私も,いまだにダイヤ(に限らず宝石)はさっぱりわからんな.手を出さないに限る.うむ.

アメリカ史博物館には歴代大統領やファーストレディーのコーナーなど見所多数.その中に,日系人のコーナーがある.第二次世界大戦中に彼らがどのような扱いを受け,どのように(アメリカ法廷で)戦ってきて今日があるのかを決して小さくないスペースで詳細に紹介している.写真はアメリカ史博物館に設けられたSeptember 11のコーナー.ここは「なにが起こったのか」を淡々と語っているが,「なぜそれが起こったのか」については何も語っていない.アメリカ人はだれもそんなことには興味を持っていない.我々は何もしていないのに攻撃された..そう理解しているし,それで充分なのだろう.

リンカーンメモリアル.教科書にも出てくる有名な像が置かれている.冷たい風が吹きすさぶ中,テクテクと見に行く.某国の偉大なる首領様の像と同じ心理だと思うのだが,両国民とも否定するだろうな.リンカーンメモリアルの正面には,ワシントンモニュメント(写真右).なかなか壮観である.

というわけで,13:00入場のチケットをもらって中に入る.チケットというより整理券だ.(これも無料か..).烈風のなか,順番を待つ.セキュリティチェックを受けて中へ.エレベータで上まで昇る.

4方向にあいた小さな窓からあたりを一望できるのだが,天気もよくて馬鹿にできない眺めだ.ホワイトハウス右手にならぶ官庁関係のビル(写真左)(だったと思うんだけど..商務・貿易関係だったか..)は美しい.ホワイトハウスに向かって左側にはリンカーンメモリアル(写真右).

こういう美しい町並みと充実した文化施設が整うなら,日本も遷都をもっと積極的に進めるべきだ.なんでもかんでも東京にもってくるという方向ではなく,世界に誇れる場所をつくるチャンスだと捉えるべきではないだろうか.福島などに計画している既存の遷都計画よりずっと規模は小さい話になるかもしれないが...

リンカーンメモリアルの反対側(ホワイトハウスの右手側)に国会議事堂がある.リンカーンメモリアルと並んで,ここも映画で時々登場する.両サイドにはスミソニアンの各博物館やら城(スミソニアンキャッスル)が並ぶ.これが無料だなんて.一週間はじっくり滞在して見学して回りたいところである.上の写真にもあるように,ワシントンモニュメントからはペンタゴンも見える.そばまで行ってみたかったが,時間がなく断念.あんなところに飛行機が突っ込んだのか...

あっというまに時間が経ってしまった.午後4時の便でサンフランシスコへ.午後7時に到着.どうやらテロには会わずに済んだようだな....(12/03)

*いつのまにか抜かれていた.ハーボカート(上級).ただちに抜き返す.ちとハイレベルなので苦戦...(11/25)

*Smog Checkを受けた.毎年,DMVに車を登録しておくためにはSmog Check(排気ガスの検査)を受け,自動車保険証のコピーを沿えた上で$75支払わなければならない.期日までに払えばこの値段だが,遅れると徐々に値段が上がっていく.Smog Checkは近所の整備工場付きガソリンスタンド(JIM DAVIS Automotive)で$43.25.結構な出費であるが仕方ない.一年間有効なシール(西暦が記載されている)をDMVから送ってもらったら,それをナンバープレートに貼りつける.我が愛車にはこのシールが10枚重ねて貼られているので,貫禄の厚みを誇っている.この車,あと10年ぐらい平気でもつかもしれないな...(11/25)

*アラインメントの調整に出す.ゆがみきっていたためにタイヤの減り方も異常になっていたが,これでひと安心.高速走行時のハンドルのぶれはずいぶん修まったけど,もう少し修まるのでは?と思ったりして.作業料がむちゃくちゃ高いから余計にそう思う.$69.99(@FIRESTONE TIRE & SERVICE CENTERS) 自動車整備に関しても日米間には大きな違いがある.日本ならどんな整備でも大抵はディーラーに持っていけば話は済む(タイヤやオーディオの取り付けなんかは高くつくけれど,やってはくれる).しかしここでは担当が別々になっているので,別々の場所に車を持っていかなければならない.板金塗装はBODY SHOPだしオイル交換はオイル交換屋さんだし,アラインメントはタイヤ屋さん.エンジンは整備工場だしオーディオの取り付けは取り付け専門の店がある.全塗装しようとおもったら全塗装専門の店にいく(こちらでは全塗装は8万円ぐらい.安い!).どうしても日本人からはとっつきにくく感じる.が,実際に試してみると簡単なものだ.なにごとも経験...ですなぁ.(11/22)

*整備ログを記録にとどめる.オイル,フィルタ交換 $37.85(@jiffy lube),フロントガラス交換,ワイパーブレード交換,オルタネータベルト交換,フロントブレーキパッド交換 $612.40(@AKI AUTO Service) (11/21)

*愛車の整備にともなって,はじめて電車通勤を試した.駅と自宅の間はバスに乗る必要があるのだが,こちらでは「バスは貧民の乗物」という印象が強く,従って電車に乗る機会もほとんどなかった.(SFOにいくときはCaltrainを使うことはあるので電車自体はたまに乗らなくもないのだけど.)というわけで以前から一度乗ってみたいと思っていたVTAに乗る.見かけもきれいであったが中身もきれいで,実に快適であった.まず何と言っても車内がガラガラ.いわゆる路面電車なので小型の車両,にもかかわらず二人がけを一人が使っていても立っている人はほとんど滅多にいない.乗っていて,京都の嵐電を思い出す.洋風嵐電だ(笑).日本と違って,こちらでは車内に自転車を持ち込むのが一般的なので,自転車を立てかけるスペースがあったりするものの,徒歩の乗客に関して言えば日本と全く同様.本を読む人,ノートを広げて書き込む人,音楽を聞く人,ノートパソコンをいぢる人.はたと思い当たる.そうか,アメリカでは車で通勤する人が多いから携帯電話でメールやwebをやりとりするというニーズが掘り起こせないのだ.NTT DoCoMoは,i-modeを米国で流行らせたいなら「電車で通勤しよう!キャンペーン」をやるべきだ.それにしても,日本の通勤ラッシュ/携帯電話の密集電波を考えるととても日本では電車通勤する気にならないが,こちらでは電車通勤はgood choiceかも..と発見.ただし,車の方が圧倒的に速くつくんだよな.(11/20)

*ついに発売あの乗物が!CNNの記事によれば,$4950(約60万円)とのこと.うう.ほしい..しかし,来年の3月から発送かぁ..日本に持って帰れるのか,そういうサイズじゃないのか....初ものにはそれなりに魅力はあるものの,すぐに改良されたバージョンが登場してくることも必至だろう.最初の「ラッタッタ」みたいなもんだ.電動バイクの値段から考えても,なんとか10万円ぐらいには下がってもらわないといけないだろうなぁ.といいつつ,最高時速12マイル(約20Km/h)で一時間以上走り続けられる能力はすごい...やっぱり欲しい..申し込むなら速い方がいいんだが,この値段はけっこうデカイっす..(11/18)

*修理に出していたPCが戻ってきた(10/28参照).さて,それとは関係なく,冥王星に住んでいる知人から冥王星の話題をもらったので紹介しよう.紹介の中で,あれ?ほんとは地球上の話なんじゃないの??と思われることがあるかもしれないが,これは冥王星の話であって地球とはなんの関係もないということをあらかじめお断りしておく.

冥王星の彼も故あってアメリカの某社に一年前から勤務していた(冥王星にもアメリカと呼ばれる地域があるらしい).彼もまたその会社の仕事で必要なノートPCを割り当てられていたが,それが最近故障して修理に出したとのこと.本題はここからで,彼はとても不思議なできごとに遭遇したという.そのノートPCは彼の勤める会社の製品であったので,社内の修理部門に送っていたが,後日その修理部門から連絡があったそうだ.いわく「これは個人の持ち物か?なら修理代は自分で払いな」「は?これは会社で買ったものだよ.(アメリカ人じゃねーんだから,こんなでかいノートPCを自費で買うかよ.←これは心の声)」「しかし,会社には購入の記録が残っていない.修理代を払え」「よく記録を調べてくれ.これは会社で買ったものなんだ」「いろいろ調べたが会社で買ったという記録はない.払わないなら修理もできない」「「仕事で必要なので一刻もはやく修理してもらわないと困るんだ!」「なら個人所有だと認めて,修理代を払え」なんだとおぉぉおぉふっざけんなぁぁぁ(T_T)(T_T)(T_T)...と,最初は思ったが,冷静に考えてみると...「で,その修理代はいくらなんだ?」「150ドルだ」...うーん..じゃ,なんですかい?その150ドルを払えば...公式に個人のもの?(-_-?)....買った時には最新鋭だったとはいえ去年のモデルだから別に欲しいってほどでもないんだけど150ドルなら......(後日(12/06),それらしき伝票が発見されてめでたく正しく処理されたと,冥王星から電波が届きました.)(11/15)

*一応記録にとどめておくか...Stanford Golf Course.メンバーはO氏,N氏.私の学生証はすでに使えず(笑).遥かなるJunipero越えは無事通過.途中,はげしい雨にもまけず強行.後半は再び晴れてきた.それにしても,いつになったらスコアをここに書ける日が来るんだろう...(泣)(11/10)

*誕生日うーん,一つインクリメントしてしまったか.COSTCOという大型マーケットに立ち寄る.と,大量に積まれた「スパイダーマン」のDVDが.思わず購入.いやぁ,あんなにたくさん目の前に積まれたら,そりゃ買っちゃうよな.(本当に山積みだったんだもの..(;_;)) $17ぐらいだったような.日経によれば,スパイダーマンのDVDが空前の売行きだとか.Safewayとかの大手スーパーのレジにも山積みだからな.そら売れるだろな...(11/02)

*近況報告のページがついに1000ヒットを越えた.どなた様がお読みになってくださっているのかわかりませぬが,なにかの足しになれば幸いでございます.はい.それはともかく,ハロウィーンがあった.スタンフォード大学の敷地内にあるとある住居では毎年かぼちゃの彫り物をたくさん並べる企画をやっているので,そこにいく.その時のスナップ..あ,まだカメラのなかか.後日upしておきます.(というわけで,後日です.)そうそう,ついでといっては何ですが,ハロウィーンにちなんだ(笑)サイトを二件.このメールは職場でもらったもの.日本語で要約すると「不思議な写真だ.よく見てるとその不思議さを見つけることができる.音は大きめに設定しておくこと.よーく探してみて.」というところだろうか.

Subject: Fwd: Happy Halloween!

Read the story below before you go to the web site link:

Apparently the owners of this house had been seeing images and hearing
voices for quite a while. They did some research and found that a lady once
lived in the house who lost her husband during the civil war. Legend says
that she used to sit at the table and look across the fields in
anticipation of her loved one returning home. He never came. So they say
she still waits.

They caught this photo using digital imaging and sounds of what they claim
to be her. This one is wild and a little spooky once you find the ghost in
the picture. It took me about 30 seconds to find it, but when you do, it
just stands out like one of those optical illusions photographs. You may
have to lean towards your monitor for the image to come into focus. To save
you some time, lean close and concentrate around the table and sort of
towards the window. Also, if you have volume, turn it up, as you can hear
some faint murmurings after a while, which they say is the ghost talking.

Kind of interesting. You won't see it at first, but keep looking and you'll
find it.

Go to the following site for the photograph and sounds:

http://home.attbi.com/~n9ivo/whatswrong.swf

もう一件はこちら.情報提供はぴよ嬢.感謝感謝.(業務連絡:それにしてもいろいろ知ってるね...きみは♪)
このサイトに置かれている写真をじーーーーっと見続けてください.怖いかも...
とのこと.Enjoy!(10/30)

*PCがっ.突然,ノートPCが起動しなくなる.スイッチをいれると青くなって,自動的に再起動がかかる.以後無限ループ.HDDのトラブルではなさそう.新しいメモリも試したがメモリでもなさそう.というわけで修理に...突然メインのPCがなくなったためにとりあえずモバイル用のCassiopea Fivaで急場をしのぐ.自宅で800x600の画面では少々作業効率が悪過ぎるので,急きょDVD専用マシンとして使っていた別のPCを登板させることに.TeraTerm, SSH, MDIBrowser, AltIME, SakuraWatchといった最低限の環境に加えてOfficeを入れてヒト息いれる.まぁ,WindwosマシンはbackupできるPCが3台ほど常備されているからなんとでもなるが,虎の子のUnixマシンは1台しかないからちょっと不安だな.万が一のために,もう一つunixの環境を作っておくか...(10/28)

*残りの日々を惜しむかのように(実際そうなんだけど)ゴルフへ.Spring Valley Golf Courseコース上にほとんどバンカーがない初心者向けコースであった.(10/27)

*セーフティーネット対策だそうな.「新規事業の創出のため、 現在、最低資本金として 定められている株式会社で1000万円、 有限会社で300万円の 条件の適用を受けない 会社設立を認める 中小企業挑戦支援法案の 成立を目指しています。これによってサラリーマンや主婦がアイデア勝負の ベンチャー企業を 手軽に設立できるようにし、 日本経済の活性化を はかりたい考え」だそうな.(TBS News i経済産業省の中小企業対策関連法案(26日 0:10)) でもなー.こんな小さな規模で会社がたくさん設立されたからといって,日本経済にそんなに大きく影響するのかなぁ.会社が簡単に設立できるようになるってのは,アメリカと同じで,シリコンバレーの起業ブームの一つの背景でもある.それは認める.だけど疑問は二つ.一つは,会社設立が簡単になったからって,その会社が存続していくことまで容易になるわけではないということ.もう一つは,アメリカのようなITバブルの二匹目のドジョウを狙うなんていう知恵のないことでいいのか?っていうことだ.私がやるなら,「時間報酬基本法」の制定だ.かねてから主張しているように,これはボーナスや手当を「完全に個人に所属する時間で支払う」という制度だ.この制度で受けとった時間は,会社の関与を受けない(会社に対して損害を与える行為は禁止されるべきだが,一般的には退職者と同等の扱いとなる).だから,山登りにいってもいいし,お金が必要なら他社で仕事をしてもよい.自分で会社をやってもよい.この方式については,いずれどこかでちゃんと書きたいと思ってるのだが...(10/25)

*寒い!ここシリコンバレーも寒くなった.まるでサンフランシスコだ.一昨日の朝は,珍しくMountain Viewにも霧が出ていた.San Joseも霧だったそうだから,もう全域という感じだったのだろう.朝起きた時に喉のいたみを感じた..うーむ.今年の抱負を達成するまであとわずかに迫っているので風邪だけは引きたくない.同じ人に同じ内容のメールを二回送りつけてしまい「すでにこの話は以前にも出た.自分が話した内容を覚えていないのか」と痛いところを突かれる.いてててて.(10/24)

*おどろいたことにほとんど全社が,「異例のこと」と伝えている(10/22の項目参照のこと).朝日,TBS, 日経..配信元の情報をそのまま流すにしても,配信元が書かれていなければこれは独自の記事ということだが,このそっくりぶりはいったい何?みんな「異例」って書いてて疑問に思わないんだろうか.思わないんだろうな.(10/23)

*「異例症候群」注意報.最近,ニュース記者のクオリティが低下しているのではないかと感じる.記者本人の能力もさることながら,デスクのチェック機能や教育機能が停止しているのではないかとすら思えることがある.それを感じる単語の一つが「異例」である.新聞記事やテレビニュースではまことに多用されている.「異例」というのは「これまでの事例とは異なる」という意味であろう.ニュースなんだから,何かしら「異例」であるほうが普通だ.なのに「(この記事に書かれた話は)異例です」とわざわざ断るのは自分の記事の存在価値に自信が持てないことの裏返しなのではないだろうか.もしかしたら,そうした自信の持てないデスクが記者に「どこがニュースなのかを書け」と指導するのかも知れないが.....TBS News iをあげて恐縮だが

警視庁は、大神容疑者らが営業社員に指示するなどして、グループが組織的に会員から4億円あまりをだましとったとして(.中略.)「組織犯罪処罰法」違反の疑いで追送検しました。2年前に施行された組織犯罪処罰法を、詐欺事件で適用するのは異例のことです。(「ジー・オーに組織犯罪処罰法を適用」21日 18:51)

と報じている.おいおい.たった二年前に施行された法律なら,「異例」っていうのは無理があるんじゃねーのか?と思うんだが....この件,お前の勘違いだ!という意見があれば教えて欲しい.ん?同じ日の別の記事もこんなのがあるぞ.

総理の経済政策に リーダーシップがない などと極めて異例の 激しい批判を展開しました。(「青木幹事長が小泉流改革を痛烈批判(22日 13:58)」)

「異例」だけじゃなく「極めて異例」なんてのも安易に使ってたりして...類例は朝日新聞などでも多数見ることができる.いいのか?そんなことで.(10/22)

*記録だけとどめておくか..Shoreline Golf Links,メンバーはH氏, N氏,O氏,Y嬢.好調であった..(10/20)

*映画配信や音楽のプロモーションビデオの配信で人気を集めていたIntertainer.comが閉鎖に.なんということだ.ビデオオンデマンドなどは技術的には可能になってきているのに,映画業界という悪霊が人類の未来に影を落す.もう少しなんとかならんのかね...そうそう..やっと時間ができたのでモンスターズインクを見る.なるほど,これは人にお薦めできますな.(10/17)

*ひさびさにmp3プレイヤーRipFlash 128を購入.音楽を聞くというより,voice memoとして利用できる機能が必要だった.マイクもスピーカーも内蔵し,Smart Cardにも対応するという優れもの.amazon.comで$148.ちょっとでも不満を感じたら直ちに返品して「無謀」と交換だ!と思ってたけど,どうやら満足してしまったようだ.というわけでケースも注文.日本に帰国したら電車通勤になるから,そのときにはいっそう活躍してもらおう.(10/14)

*JALのサービス低下はどうしたことか.JALのメリットの一つは,エコノミークラスの座席にも個人別のモニタが取り付けられていることである.当然,映画を楽しみにすることになる.ところが!今回,これが壊れていた.空席だった隣の席も故障.本を読むためにつけたランプは消すことができなかったし,フライトアテンダントを呼ぶCallボタンも機能しない.その日はある都合があって前の方の通路側の席を一か月も前から押えていたというのに,この故障のために中央列の真中の席に移動しなければならなかった.座席をとるためのあの苦労はいったいなんだったのか(怒).チーフパーサのA氏がひとこと詫びに来たのが救いではあったものの,JALとしてはなんの補償もしてくれない.その点,ユナイテッドなら$50クーポンぐらいはくれるところだ.なんとか見ることが出来た映画は「ザ・クロコダイル・ハンター:コリージョン・コース」と「アバウト・ア・ボーイ」どちらもそんなに満足できる映画とは思えず.怒り倍増.(10/13)

*映画二本追加.「9デイズ」「インソムニア」.ロビンウィリアムスの吹替えはあんまりだった.総じて吹替えの作品はあんまりよくないのだが,特に飛行機の吹替えはもう少しなんとかしてほしいと思う.狭い機内の唯一の救いは,隣の人がすごく良かったことか.そのR嬢(駐在員妻)に,商社の海外駐在員は最高だ!という話を賜わる.なんでも,現地駐在員の奥さんの99%までは結婚したことを満足しているだろう,とのこと.そんなにいいのか?駐在員妻って.しらなかった..生まれ変わったら駐在員妻を目指すことにする.(10/4)

*お気に入りメモStylesのGangster & A Gentlemanにはいっている2曲目のGood Timesはわりと気になる.amazon.comで試聴できるけど,試聴しただけではわからんかも.JALの機内上映リストからmonsters incが消えたのを確認し,DVDを注文.(9/22)

*一人で起き上がるロボットとして,産総研のHRP-2PがPC Watchで紹介されている.HONDAが最初に二足歩行ロボットを発表した時には打撃を受けた旧機械技術総合研究所が,着実に逆転の布石を打ってきているようだ.ところで,この記事で紹介されている横井一仁 主任研究員は,僕が霞ヶ関で勤務していたときにとなりの島(機械・航空機島)で国家プロジェクトを担当していた.なつかしいなぁ.彼は活躍しているなぁ.当時から優秀な人だということはわかっていたが,いまは歩行ロボットを担当しているのか.彼がいるなら産総研の歩行ロボットはまだまだこれからも前進し続けるであろう.彼の活躍の記事をみて萎えそうになる気力を入れ直す.というわけで,今日は二つめ.(9/21)

*旅行会社はいまごろワクワクしてるんじゃないだろうか.国交正常化すれば,観光ビジネスの巨大な未開拓地が突然出現するのだから.日本テレビあたりも「マスゲーム」の放映権を狙ってるんじゃないだろうか(個人的には,ぜひ買いとって欲しい).いま,世界を見渡してもあれほど大規模なマスゲームをきっちりこなす技術をもった国は他にはない.ラテン国家,イスラム国家は言うに及ばず,ヨーロッパ諸国やアメリカでも,もはや追い付くことはできないだろう.唯一の可能性があるのは中国とインドだが,そんな投資をいまから行なうことはあり得ない.というわけで,北朝鮮のマスゲームはとても重要な文化資産であり観光資源と言える.是非一度は行ってみたいニダ.(9/21)

*友人のお兄さんが28歳の女医と結婚したということを新聞報道で知る.おめでと.(直接知らない人だけど,一般的にはめでたいに違いない...).その人のさらにお兄さんのいる小泉内閣はいっきに支持率をあげたようだ.考えてみれば,日本は外交という舞台で戦っている.とすれば,小泉首相は自ら最前線に出て最強の相手方大将とぶつかってきたということに他ならない.その結果,敵大将に謝らせてしまうなんて.批判の声はあるとしても,私のような一般国民にしてみれば,彼こそ日本のヒーローに映る.日本でいえば天皇が相手に頭を下げるのと同じだ.かの国ではそれ以上の意味をもっているかもしれない.そのことに思いをいたすとき,在日北朝鮮関係者の心の苦しみはいかばかりか.それなのに,相手が非を認めたとたんに在日朝鮮人社会に攻撃をするなんて,まったく短絡的な日本人がいるってことにがっかりするね.笑ってしまったのはWBCスーパーフライ級王者の徳山昌守選手=本名・洪昌守(ホン・チャンス)のホームページがいやがらせ投稿のために閉鎖されたとのニュース.いや,笑っちゃいけないんだけどね.卑怯者とはこれのことだよな.絶対に許さない..という書き込みがあったそうな.いったい何様なのかなー.ボクシングはまったく興味なかったけど,この事件で徳山(洪)選手のファンになったよ.(9/20)

*マージャン友達の一人がついにプロテスト合格.めでたい.C2リーグからスタートだから,最高位にたどり着くまでしばらく待たねばならないが,応援したい.彼が最高位になったら,ホームページ上に「現最高位プロ選手をムシってやったことがある」と自慢してやろう.(9/11)

*ふと気がつくとハーボカートのハイスコアが抜かれそうになっていることに気づく.あびないあびない.というか,初心者コースは抜かれてた.あなどれない.さっそく抜き返す.(9/7)

*カバディが職場で話題になる.同じ部署のインド人がkabaddiの紹介サイトを教えてくれた.いろいろ勉強になるなぁ.そうか.あのゲームはそういうことだったのか.日本でもポピュラーだったとは知らなかった.(9/6)

*Backgroundの柄を,総入れ替え.すっかり御無沙汰してしまっていたG元開発官(98.4.7参照)からメールをいただく.そのなかで「背景が見にくいのでは」と指摘を受ける.そういえば,以前にもどこかでそのような指摘を受けたような気が...というわけで,いっきに置き換えてみることに.どなたさまでも,新しい背景を見にくいと感じたらすぐメール下さいませ.また入れ換えさせていただきまする.ところで見世棚の件(8/23参照),すこし突っ込んで調べてみる.漆のページによれば,『見世棚は、江戸中期以前まで流通経済がじゅうぶんに発展していない中世期までの物売りのお店のことです。のきしたに戸板やむしろを寝かせ、そのうえに商売の品物をならべて売っていたり、物々交換をしたりしていたことを見せる棚商いと呼んだのがはじまりです。江戸にはいって問屋制度や貨幣経済の発展により、手広く商売をして成功したお店のことを「大店(おおだな)」と呼び、それがいまの「お店(みせ)」となりました。』とのこと.そもそものシステムはflea marketのようなものだったのではないか.つまり,みんなが商品を持ち寄るというシステムである.そういえば,いまオークションサイトがとても活気があるらしい.渋谷の街を観察してても,ついつい販売者と消費者という切り分けで見ちゃうけど,今後の流行は「だれもが簡単に販売者になれる」というものになるんじゃないだろうか.サーバとクライアントというシステム形態も,いまの流行は「だれもが簡単にサーバになれる」というものだし.みんな,情報発信者になりたがっている.そういうニーズが高いのを感じる.(9/5)

*またまた映画が増える.MIB,オールドルーキー,プロジェクトX(クオーツ時計を作る話),スパイダーマンは最初のところだけ.スパイダーマンはDVDを買おうと思ったりして.(9/2)

*あぶないところだった.飛行機のチケットが手に入らないところだったが,なんとかなりそうとの連絡を受ける.しかも最初の見積りより安く済んだ.感謝感謝のJTRIPS.(8/26)

*面白いエッセイを書く人はすごいなぁと思う.そういう才能を持つ人がまた至るところにいることにも驚きを禁じ得ない.今日はそれだけは聞かんとってくれ本読みHPに感銘を受ける.以前に紹介した陰気な男でいいですか?から到達.「店の語源は見世棚」かぁ.勉強になる...店とは本来,見せる棚だったか.自分の研究発表の枕に使えそうだ.(8/23)

*香典返しをいただいた.東京の自宅に届いたそうな.妹Kからチャットで「あけていいか?」と言ってきたので「どぞ」と答える.数秒後,「あっ」とメッセージが入る.香典は三越から送られてきたもので,表に「ダックス 茶」と書かれていたそうな.それでお茶だろうと思って開封してみたら,ダックスというメーカーのタオルの茶色が出てきたとのこと.本人は相当な衝撃を受けたようだ.これをきっかけに自分の人生を見つめ直してもらえれば兄として嬉しく思う(そんなことにはならないと思うが.)(8/19)

*モンスターズ・インクというアニメ映画がお薦め..と聞いているのだが,JALではビジネスクラスでしか見ることが出来ない.しくしく..という話をしたら,「ANAならエコノミーでも見られた」との情報あり.ふぅむ.UAとcode shareしている便じゃなければANAを使いたいんだけどね.UAは最悪だからな...とか思ってたら,UAはやっぱり潰れちゃう可能性があるらしい.JAL+JASの時代になるとANAは国内線では苦戦するはずだし,国際線でもスターアライアンスの恩恵は下がる一方だし,ここらで有効な手を打たないとまずいぞ!全日空.で,コストを掛けないで実現可能なお薦め有効手段としては(1)成田か羽田で顧客向けの脱出訓練などを行ない,その課程を修了した顧客には非常口付近の席を割り当てたりする優先権を付与する.顧客だって脱出訓練の経験がある飛行機に載りたがるだろう.(2)CoBITをつかって,ステレオヘッドホンをコードレスにする.(3)客室乗務員が押しているワゴンをモノレールタイプにして,天井のレールを移動するようにする.つでにロボットアームも取り付けて,エコノミークラスの横10列を一人でケアできるようにする.(4)社名をANAからKAMIKAZEに変更し,なにがあってもとりあえず離陸することを売りにする....なんてのはだめでしょうか.是非御検討を.(8/17)

*先月見た映画を,一応記録にとどめておく.クロックストッパーズ(時間が止まったかのように高速に動作できるようになる時計によって巻き起こる騒動),陽はまた昇る(日本ビクターでVHSを作った事業部長がSONY(うっ)や通産省(ううっ)をはねのけて成功を掴む感動の物語),タイムマシン(H.G.ウエルズのタイムマシンの映画化),ハイ・クライムズ(夫が特殊工作員の罪で軍事法廷に掛けられる弁護士婦人の話),プロジェクトX(アンコールワットを復旧する話と,巨大モグラでドーバーを掘る話),The Golf Story(ゴルフの歴史がわかった), ええと,他にもあったんだけどな.わすれちった.今月,また同じ飛行機にのるんだよな.あーあ.もう見るもんないぞ..(8/15)

*少々落ち込んでいたために,ページ更新に手が回らず..って,あんまりいいわけになってないかも.ところで,最近はアバターチャットが再び活発化の様相.カフェスタとかパラプラとか,そっくりじゃん.昔富士通がやってたのはどうなったのかな.SO-NETのは多分まだやってるはずだし.昔のとちょっと違うのは,洋服なんかを購入するという運営方式.ふむ.バーチャルペットの感覚を採り入れてビジネス的に成功させようとしているところがGoodといえる.宣伝さえうまくいけば,儲かる可能性は少なくないだろうね.でも,なんかもうひと押し欲しい感じが残るぞ.そういえばカフェスタのキャラクタって韓国っぽいテイストを感じるんだけど,どうしてかな...DPlayerの影響か?(なつかしー)..(8/14)

*IE脱却を目指して,新しいブラウザに挑戦.Operaなども面白い選択だったが,H氏推薦のMDIBrowserに決定.これはすごい.タブコントロールだけじゃなくて,英辞郎googleへも同じインタフェースでアクセスできちゃうし,マウスのジェスチャー操作も可能.ううむ.素晴らしい.HTMLを表示するエンジンはIEなので,各種プラグインもこれまでどおり問題なく動く...って,これでIEを脱却していることになるんだろうか?謎は深まるばかりぢゃ..(7/18)

*ゴルフ大会に出場.仕事や日常生活ではつらいことばかりなので,せめてゴルフぐらいはスカッと楽しみたかったのに,やっぱりゴルフでもつらいことに...ボーリングならわりといいところいくスコアなんだけどねー.Coyote Creek Golf Club. (Tournament Course)(7/14)

*QuickTime Proをonlineで購入.とうとう当サイトもストリーミングビデオ技術を獲得.というわけで,interopの映像(6/13参照)をストリーミング化.DSL以上の回線ならほぼストレスなく見られるはず.ただ,PCによってはダウンロードが終了しないと再生が始まらないものもあったりして,不思議...同じOS, IEのバージョンなんだけどな..(6/24)

*知らないうちに広告を表示するソフトがインストールされてしまったようで,IEを起動すると広告ページが頻繁に表示されるようになってしまった.不覚...ところがad-awareというソフトがあって,自動的にインストールされてしまった広告表示ソフトをscanして削除してくれるという.便利な世の中になったものよのう.無事すっきり削除.(6/23)

*目のつけどころが違う,例の会社がタイマー機能付きレーザーポインター『PO-100T』を発売すると発表した.ASCII24の報道によれば,「独自の安全機能として、電源スイッチを入れなければ、レーザー照射ボタンを押してもレーザーを出力しない二重構造方式のスイッチを採用」とのこと...電源スイッチが入ってなかったらボタンをおしてもレーザが照射されないのはあたりまえのことじゃないんすか?それともレーザポインタ業界では電源スイッチがないのが常識なのだろうか.それにしても二重構造っておおげさな..一重構造!って書いてあったら確信犯だと思うんだけど.ねぇ,どうなんすか?(6/21)

*昨日から日本で上映を開始したニューヨークの恋人の原題がKate and Leopordであることを知る(5/24参照).まぁあたらずとも遠からずだが..(6/17)

*北海道の大手木材会社「やまりん」は,社名を平仮名で書くのは止めて欲しい.紛らわしい.(6/15)

*北米連合三田会というのが6月9日にあり,はじめて出席した.三田会というのは三田大学:-)の同窓会であり,世界中に900以上あるらしい.当然,サンフランシスコ三田会というのもある.今年はサンフランシスコ三田会が幹事として北米連合三田会を開催.普段なら三田会にはまったく足を運ばないというか,興味がないというか(すみません..)なのだが,今回は安西塾長が来るという.安西教授は僕の大学の指導教授.毎年の研究室のOB会も「すみません,渡米中でして出席できません」といって失礼している手前,ここは出席しなければなるまい.というわけで出席してみることに.船上パーティ形式だったんだけど,遅刻を許さないという意味で船を会場にするのはとてもよいアイデアといえよう.船はサンフランシスコPier40を出てベイブリッジ(写真)を通過,アルカトラズ,ゴールデンゲートブリッジなどを回って戻るという2時間のコース.船内ではささやかながらクイズ大会もあったが,その報告は後日また.(6/14)

船内.ちょっと揺れたかな...安西塾長の挨拶

*Interop 2002の画像が消去されてしまい(5/13参照),絶望していたらビデオカメラに一部だけ撮影したものが残っているのを発見.ストレージで有名なQuantum社のブースの映像だ.もともとレポートしようとしていた視点は「Free Gifts」であった.最近の計算機関連技術は,特に熱狂的な関心を集めているものが少ない.iSCSIにしても1G Etherにしても,一般的な関心はそれほど高いとはいえない.ホットスポットやwireless技術についてはそれなりに高い関心を集めてはいるものの,どこかで見たことのあるような技術という印象の商品が並ぶ.普及期なのだから仕方ないことではある.そのような状況では,「いかに来場者から注目されるか」というアイデアが競争されることになる.一般的に,最強はTシャツである.やはりTシャツを配ると人だかりができる.次に人気だったのはHPのLinuxペンギン.ほかにも水着のお姉さんと写真を撮ってくれるブースがあったりした.Free Giftとしてはペン系(Intelのペンは青く光るので人気),電卓,シール,カイト,ぬいぐるみ系など.一般的に予算があるところが有利だが,小さなブースで誰も客がいないところに電卓がさりげなくならんでいたりした.(6/13)

(quick time)
説明員「なぜ,みなさんはこのブースを訪れたのですか?」客「ストレージの..」説明員「へっ.Tシャツが欲しいからでしょっ!?」
(qt)(qt)
説明員,さまざまな技を見せる.この他,さら回しとかジャグリングとか一輪車とかいろいろやってみせる.説明員といってもおそらくプロの芸人だと思うが.

*ダウンロードにどれぐらいの時間がかかるか,ちょっと計算したいことがある.インテルのダウンロード時間計算ツールは,別に対したことない機能ではあるんだけど,いまの速度を調べてくれるということもあって,ちょっとだけ嬉しいツールかも.速度を調べるといってもインテルと自分のところとの速度だけだけど.(06/04)

*円高なんだよね.どういうわけか.135円のときにドルにしたっていうのに..日本のシティバンクは為替手数料も高いし金利も安いが,海外送金手数料だけがメリットだ.というわけで円安のときにドルにしてしまった分を米国のCITIBANKの口座に送金.こんな円高ではドルのまま使うしかないし.SONY銀行を見ると為替手数料が10銭のキャンペーン!すごい.というわけで日本円もSONY銀行に移動...だが,SONY銀行でドルに変えてもそのドルを他の銀行に送金することができないらしい.もちろん現金としても取り出せない.なんと..為替手数料は確かに安いけれど,外貨では取り出せないならブラックホールか?円に戻すしか取り出す方法がないということは,実質一円あたり20銭の手数料か...うーん,これって罠?(05/31)

*米国に帰国.今回の日本もとても短期なのであわただしかった...帰りの便では「愛しのローズマリー」「名探偵コナン」「レオン」を見る.レオンは客からのリクエストが多かったものを再演しているとのこと.コナンはちょうど見たいなーと思ってたから最初に見た.満足満足.ただし8時間の道のりで3本も映画をみたら寝る時間無し..というわけで午前11時に米国到着後,むちゃくちゃ眠いまま出社.帰宅後爆睡.しかし,ついにポケットポストペットを入手(04/16を参照).まだ開封してないけど,楽しみ.YOPYとか出てるからちょっとそっちに興味が出てるけど,まだFry's Electronicsの店頭にはならんでないから,買ってしまう心配はないな.(05/30)

*日本に再び上陸.朝,早めにサンフランシスコ空港にいくとJALのカウンターで「今日はJALの便が大変混みあっている.ユナイテッド便はすいているので,もしよければ便を変更してくれないか.成田には2時間早く到着するし.」と言われたので,ユナイテッドは恐かったけど人助けだとおもって便を変更.ところがこれが大失敗だった.空いているから変更したつもりなのに,実際には満員で,3列の座席の真中に座らされるわ(JALでは通路側を確保していたのに....).フライトアテンダントに「雑誌を持ってきて下さい」と離陸時に依頼したのに(そして,「わかりました,探してきます」と返事をうけたのに),結局最後まで持ってきてもらえないわ,さすがユナイテッド.しかたないので映画のタイトルでも見るか..と思ったら自分の座席のポケットに映画のタイトルなどを書いた冊子が見当たらず.となりの席にはちゃんと装備されているのに..最悪だった.食事も,最近は「飛行機の食事も食べられるようになってきたなぁ」と思っていたけど,ユナイテッドの機内食を久々にたべて,昔のまずさが受け継がれていることを知る....ううう....冷静に考えてみれば,ユナイテッドはJALよりも安かったような気がする.JALの料金を払ってユナイテッドに乗る..というのはとんでもなく不利益なことだと痛感する.ANAはユナイテッドなんかとcode share便を飛ばしていたら評判を落すだけだと思うけどな...映画はメグライアンものが2本.Kate and Leopordと,もう一つはゲリラに夫を誘拐された奥さんと誘拐交渉人の物語.(05/24)

*そろそろ自分も世界記録の一つでも持っておきたいと思う.世界記録..たとえば「蛙の歌」の輪唱の世界記録なんかはまだまだ狙えるだろう.参加希望者は連絡を求む.理論的には最低5人あつまれば実行は可能だ.1000輪唱ぐらいも夢ではない.(05/19)

*そういえばキャンペーンガールはいるのに,キャンペーンボーイっていうのはないなぁ.ウオーターボーイズは市民権を得ているというのに.人妻はいても人夫(ひとおっと)は居ないがごとし,か?Linux World 2002ではBaykitのブースに水着で傘を持つキャンペーンボーイが登場するか?(いや,しない) (05/18)

*話題だったムネオハウス(2chから発したハウスミュージックの方)は,知ってはいたけれどもべつに興味がなかった.アイデアに詰まってweb上でうろうろしていて,ふと発見.なかなかいいんじゃないの?このflash movieなんかを見ると,世の中には才能がある人がいっぱいいるんだなぁと感じる.「あなたは私たちの財布です」か...できあがりも素晴らしい.こういう才能は真っ当な方法では注目されないのか,それともすでに表の世界でも実力を認められている人が裏でも活躍しているのか.表の作品が出ているなら是非応援したいものだ.(05/17)

*To Do Listに関するデータを入手.58%の婦人(women)は,to-do listや約束などをメモに書き留める.55%の男性(men)は,頭で記憶する.13%のmenはlistや約束を手に書き留める.5%の人は,まったくなんの計画もしない...引用: American Demographics (58% of women keep their to-do lists and appointments on scraps of paper, the No.1 method for females. 55% of men keep them in their heads, the No.1 technique for males. 13% of those men write lists and appointments on their hands. 5% Never plan anything at all. (05/14)

*Google.co.jpで,「ベンチャーキャピタル 優先株」の組合せで検索を行なうとベンチャーキャピタルとはなにかのページが先頭に登場するようだ.これがヒット率が突出している理由だろうか.検索エンジンには何種類もあるからなんともいえないが.とりあえず,ホームページへのリンクをページのトップに移動しておくとするか..(05/14)

*ラスベガス出張.Interop + Networld 2002 in Las Vegasの視察.EXPOで撮影した写真をwindows経由で報告書に張り付けようとしたらwindowsがhung.強制的にrebootしたら写真がすべて消失....ショックでやる気をなくす.(05/13)

*検索に引っかかりやすい単語を書くのは,ページ訪問者を増やすコツであることは間違いない.検索で人気のキーワード「プレイステーション2(Playstation 2)」とか書いておけば,間違えて訪れる人も増える.間違えて訪れた人でも,たくさん間違えてくるようになるとその中の何人かは別のページにも進むものである.などとさりげなくプレステの文字列を埋め込んでしまったので間違えて来た人がいたら,すまぬ..間違えてくる人を避けるために,エッチ系で人気の言葉はあえて埋め込まないことにしよう..でも確実にヒット数が上がるんだよな...(05/06)

*人気の雑貨屋Sur La Table(すーらたぶれ)にゆく.ここはLos Gatosという町にある.Los Gatosは,いわゆるシリコンバレーのオフィスの集中する地域からはちょっと外れたところにある高級住宅街の一つ.他の高級住宅街が軒並値段を下げた昨年末も,この町だけは上昇を続けたという人気を持つ.たしかに雰囲気がとてもよい.雑貨屋さんなんかがならんでいて,東京でいえば自由が丘みたいな気がする.デパートもないし...Sur La Tableはそうした雑貨屋さんの中でも特に人気がある(らしい).店内では日本食関連の品々が予想以上に充実していた.クリップ状になっている餃子つつみ器など,現地人が買うのかな..という商品も発見.のみならず,子ども用の「しつけ箸」(指を通すリングがついている小さな箸)などもある.でも,ここってフランスの輸入雑貨屋さんなんですけど...(05/05)

*便利な世の中になったものよのう...一昨年,ビデオを借りて繰り返しみていたのをふと思い出して,もう一度あの映像がみたい..と思い立ち,探す.すぐ見つかる.The World Is Not Enoughのプロモーションビデオ.007の映画のテーマ曲だ.CDを売っているサイトだと30秒ぐらいしか置いていなかったりするが,プロモーションビデオつきだと無料で全部聞けるこの不思議.もっともmp3もすぐにフルバージョンが見つかるんだけど.というわけで,しばし二年前を思い出す.(05/03)

*不思議なことに特定のページだけが突出してアクセスされている.とくになんの更新もしてないんだけど,もしかして「更新する予定」と書いているからかなぁ..たしかに更新しなくちゃいけないんだけど...それにしても,このページ,だれが興味を持ってるのか知らん.もしや,検索エンジンにひっかかるのかな...謎.(05.02)

*スターゲートパスを買ってしまった...月々300円だというのに..(T_T).でも5/1をまって申し込んだので,今月はタダ,のはず.自信なし.これでホームページ上のハーボットにゲームを持たせることができる.ついついボーリングでも遊んでしまう.(05.01)

*入手成功!ポケットポストペット(下記参照).町田のヨドバシの開店をまって国際電話.すると電話でのとりおきはいっさいできないとのこと.すぐに日本にいる現地エージェント(妹一号)に出動命令.緊張の数時間ののち,エージェントより「無事ゲット」...という短い連絡があったあと,通信途絶える.どうもそのままGWに突入したらしい..それにしてもいしかわきょーすけ氏からは親切なメールをいただいたのは感激だった.なんという律義な方だ.感謝.ちなみに米国にはGWはないので,平常通り勤務.つらいー.(04.26)

*例の(笑)業界でとても有名ないしかわきょーすけ氏のページで,ポケットポストペットが1980円で出ているとの情報をゲット.いま日本時間で午前5:00だ.早速町田のヨドバシに電話してとっていてもらわねば.液晶コントローラとCPU(VR4121)までついたカラー液晶が1980円!秋月みたいな値段だ...ちなみにこのページでは値下げの痕跡があるものの,依然として14000円の値段がついている.入手できたらクロックアップとかで遊んでから分解しよう.(04.25)

*Linux World 2002の会場内に,open sourceの人たちのエリアが用意されるらしい.その一画に横浜baykitのための出店が決定.中身はこれから考える.Linux World EXPO会期は2002/5/29-31.数日だけ帰国して28の準備と29日の店番を担当予定...(04.23)

*火中の栗を敢えて拾いにでたか?とうとう東芝が情報家電を本格販売へ.富裕層をターゲットというわりには2〜3万円の値段しか差がついていないのは戦略的にどうなんだろ.まぁしかし,残念な結果になるのは確実だろう.そもそも堀内伸秀・家電機器社グループ長は自分の家でちゃんと使ってくれているのだろうか.どうして業務用の電気製品に組み込むところからはじめないのかなー.先端技術ってのは軍用,医療用,プロ用とおりてきて,最後に家庭に入るっていうのに.謎.(04.17)

*りそなとかいう銀行ができたらしい.大和とあさひの統合だそうな.いずれ消えていくにしても,なんだかなぁ.それにしても思い出されるのは「とまと銀行」誕生のインパクトだ.登場してきた時は「こういうの,アリだったのかー」という感激があった.あとからあおぞら銀行とかでてきたけど,やっぱり二番煎じの印象は拭えない.オリジナリティという観点からは到底及ばないのだ.とまと銀行なんて地方銀行なのにほとんどの人が知ってるってのはすごいことだ.というわけで,今度出てくる銀行に是非使ってもらいたいインパクトのある銀行名を二つ提案したい.(1)「ぶんぶん銀行」投機的な資産運用を社是とする地銀.こいつはどうかな?っていう銘柄にもブンブン向かっていく.そのため当たればでかいが外れるときはコロッと外れる.別名タイガース銀行とも.(2)「にらめっこ銀行」資産運用のプロとして常に真剣かつクールに,がモットーの都市銀行.もちろん受け付けに座る行員は笑ったりしない.別段,客を笑わせるようなことはしないが,銀行名を見ながら入店すれば私などは即座に吹き出してしまいそうだ.当然,そのような客はつまみ出される.あくまで真面目な銀行なのだ.(いずれもオリジナルはL女史).(04.13)

*サンフランシスコ・ジャイアンツとサンディエゴパドレスの試合を見てきました.ジャイアンツには,新庄がいるので,おもな目当ては新庄...でしたけど,彼は4打席無安打.ちとがっかり.でも試合は10対1で快勝.ジャイアンツは開幕6連勝してます.そうそう,今日から夏時間.時計を一時間進める.最初はなんでこんな制度を作ってるのかと思ったけど,いまではこっちのほうがいいように思う.慣れって恐いね.(04.08)

*SONY BANK口座なんぞを開設してみた.ペイオフ解禁ってことだしね.でも1000万円以上預けてる銀行なんてないぞ.それはともかく,「欲しいもの貯金箱」を設定すると自分の貯金箱を監視してくれるという見張り番なるキャラクタを設定できるんだけど,そのキャラクタからメールが来た..

ヨシノブさん。
MIBをご指名いただきありがとうございます。

MIBに任せていただければ、安心です。
ホントですよ。

MIB
MIBっていうのは彼の名前(自分で設定).ふむぅ.安心なのか...だったら貯金目標額を40億円にしておけばよかったかな...あ,べつに代わりに積み立ててくれるというわけじゃないか.(04.05)

*Kylie MinogueのCan't Get You Out Of My Headが最近のお気に入り.ここんところベイエリアで流行ってる.これ,2001年のアルバムにはいってる曲なんだけどね..でもなかなかいい.それにしてもこの人も長いね..(04.02)

*Harbotというツールを発見.わりとスジがいいぞ...ICQやIMが「コミュニケーションチャネルを提供する」ことを主眼にしているのとは異なり,会話のコンテキストを作ってくれる可能性大.「私はonlineです」という以上の可能性だ.コミュニケーションの研究者としては是非参加せねば...ということで早速参加.無料のままですが. (03.23)

*ちょっと前だけど,日本への機内で「リメンバー・ミー」という韓国映画を見た.やっぱり韓国人はかわいいよねー.なんでかねー.彼の地では美容整形が一般的だとか.日本も美容整形を奨励して,日系人の増殖を計るべきだ.(03.10)

*緊張の連続 毎日,仕事関連の情報がメールで届く.そのたびに全身を緊張が包む.いま開発中の技術を他の人がすでに実験を始めたという情報じゃないかと,ひやひやする.メールが届くたびにこんな緊張を感じてたらそのうちポックリ逝きそうだ.まれに,僕の狙いと似たようなコンセプトを書いている記事とかもあって,心が休まらない.ふぅ..(02.05)

*風邪に耐える. あっという間に1月が過ぎ去った.風邪を引かないように頑張る..という目標を立てていたが,なんとかクリア.もっとも,風邪には二段階あって,その最初の段階は引いたかもしれない.が,今年の俺は去年までの俺とは違う!風邪を引いても寝込むほどにはならない..予定.(02.01)

*UPDATE! ずいぶんとさぼっていたホームページの引越し作業をちょくちょく進める.いつかしっかり作り直そう...と決意しつつ,そのままになっているところは相変わらずそのままだ.これではいかん.と去年も思ったなぁ.とにかく,2002年の作成分はXHTML1.0準拠でいく,という決意だけはもった.(01.03)

* いきなり平常業務. 日本にいる間,「日本人は働き過ぎだ.欧米諸国では休暇をたっぷりとるのが常識だ」という話を頻繁に聞いていたような気がする.ところが米国の現実はえらく噂と異なる.私が勤務している,とある日系米国企業も他の現地企業と同様に年間の休日が土日の他に10日しかない.元旦は2日から通常通りになる.クリスマス休暇があるにはあるが,24と25の二日だけである.というわけで,今日から出社.たしかに会社の駐車場はいつもどおりの混み方だった.休みをいっぱいとるのはどうやらヨーロッパ諸国の習慣のようだ.(01.02)

* メキシコ体験. たまたまサンディエゴにいたので(昨年から続く),意を決してメキシコを体験することに.といっても,今日中に600マイル(960Km)離れたMountain Viewまで戻らねばならないから,メキシコに立ち寄るのはサンディエゴからの往復を含めて最大でも2時間しかない.ホームページで調べると,もっともサンディエゴから近いメキシコの町はティファナ(Tijana)だったが,ここは観光都市化してしまっているし,混雑のために再入国審査に時間がかかるかもしれないとのことで,ちょっと離れたテカテ(Tecate)にいくことに.車での再入国は審査に時間がかかるかもしれないとの事前情報のため,テカテではアメリカ側に車を駐車し(そのためのパーキングもちゃんとある),メキシコに入国.たしかにゲートらしきものもあるし,ここからメキシコだよということを明確にするかのような門のようなものもあるにはあるが,審査官など一切いない.それどころか,メキシコ側の町にはだれもいない.朝9時だからか,元旦だからか..寂れた町で,ゴーストタウンのようだった.メキシコでは距離がkm表記になっている.店も空いてないしやることもないので,ただ戻るしかない.メキシコ側からアメリカ側をみつつ,「まぁメキシコから再入国したっていうスタンプでも押してもらえればそれでいいか」などと考えて再入国審査へ.さすがにパスポートの提示を求められるが,「日本人か?コンニチワ」と審査官に話しかけられただけで終り.スタンプも押さず...10分ほどだったけど,とりあえずメキシコ旅行であった.(01.01)

* 明けましておめでとうございます. 21世紀も二年目というわけで,今年からHTML 4.01Strict書式(XHTML1.0)に移行してみました.(01.01)

本ページでの人名は公人を除いて全て頭文字表記とし,本人の許可を得た場合にだけ実名を掲載します.このページに記載された物語は全て架空のものです.また,登場する個人名,団体名も全て架空のものであり,実在の個人,団体とは一切関係ありません...って書いたところで,許してくれないんだよな.組織ってやつぁ.



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